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北米生まれの2×4工法は、日本古来の軸組工法とは全く異なる建築工法です。軸組工法が柱や梁などで建物を支えるのに対し、面構造を基本としたツーバーフォー工法は、床、壁、屋根が組み上がることで6面体を構成します。6面体のモノコック構造は地震や台風などの外力を分散させるため、抜群の強さを発揮します。同時に気密性や断熱性を向上させる上でも非常に優れた工法と言えます。
2×4工法は「面」で構成されています。
その為、地震や風圧に強い構造体を造る事が可能です。
在来工法は「線」で構成されています。
2×4工法に比べ、地震や風圧に対する強度を出しにくい構造です。
まだ記憶に新しい2011年3月11日に発生した東日本大震災の時も2×4工法で造られている住宅は強さを発揮しました。日本ツーバイフォー建築協会の調査によると、津波による被害を除き「当面補修をしなくとも居住に支障のない住宅」は約97.6%を占めています。
阪神大震災、新潟県中越地震に続き、2×4工法の耐震性の高さが証明されました。
ツーバイフォー住宅は地震に強いことは知られていますが、火災時にも優れた性能を発揮するため、2×4工法を採用する事により「省令準耐火構造」の認定が取得できます。
メリットは大きく、住宅取得の際にほとんどの方が加入する火災保険や地震保険の費用が、一般木造に比べ「約半額」で同じ保証を受ける事ができます。
資金計画を組立てる上で、予算面でも大きなメリットがあります!